受刑生活日記…のようなもの(2014/11/27~2014/12/2)
- 11/27
安全帯、緑50。ショート9100ぐらい。
安全帯仮縫い、緑色50枚束を終わらせたところで、いったん終了。
ショートに戻って作業を続ける。
日用品着。
購入願箋を出して注文していた日用品が届いた。
いつもは本当に末日だから、この月はちょっとだけ早かったのかな。 - 11/28
ショート6400ぐらい。
この日の作業進捗。カウンター6000の壁はなかなか超えられないな。
優遇区分の札も、G-menもなし?
刑務所には優遇区分という、一種の階級制度のようなものがある。(もう一つ、制限区分っていうのもあるんだけど、それはまた別の機会に)
5類(=無指定)~1類とあるんだけど、入所時には無指定でその後、年に2回(4月と10月)見直しがあって、その時点での年数や生活態度等によって上がっていくことになる。
加古川の場合、入所後半年で「暫定3類」という形で、3類にジャンプアップする。
その半年、もうそろそろなんだけど、いまだに音沙汰がない。
なおこの区分はパッと見ぃでもわかるようになっていて、区分を表現した襟章をつけることになっている。
無指定は、襟章自体なし、4類は線なし、3類は線1本、2類は線2本、1塁は線3本って具合。
月刊誌で頼んだG-menも全然入ってこない。
注文単行本着。
注文した単行本が届いた。
全身ジレンマと、日本のいちばん長い日。
読み応えありそう。
今日の風呂担当、えらいやさしい。
個別入浴に引率してくれる担当のオヤジ、えらいやさしかった。
こういうのって本当に人によって差があるなぁ。
軍手、値段判明。
出納帳つけてるんだけど、特別購入願箋書いた軍手(防寒用)の値段がわからないので、申し出て聞いた。
結果、75円だって。安っ。
名札、注意される。
名札がどうなって注意されたのか、今となっては不明。
多分、裏返ってたんだと思う。(一番ありがちなパターン)
全身ジレンマ読了。これはよい。買った価値がある。
この日のうちにサクッと読めてしまったようだ。 - 11/29
「日本のいちばん長い日」読了。結構古い本だったのね。
もっと最近の本かと思ってた。
文庫の表紙には「決定版」とあるから最近加筆修正して出しなおしたってことか。
Dちゃんへの手紙書き上げ。どう出すかは月曜の状況次第。
友人、Dちゃんへの手紙を、とりあえずは書き上げた。
ただ、こういう書き方してるってことは、月曜に何らかの動きがありそうって予感があって、それに伴って内容書き換えるかもって予感があったんだろうな。 - 11/30
B結構進んだ。
一陸技の無線工学Bの勉強の進み具合。
参考書読みながら、「曲がりなりにも理解できたっぽい感じ」になったら次に進もう、って感じの読み進め方なんで、かなり甘々の「結構進んだ」。
Dちゃんへの手紙書きなおし。
結局何らかの書き直すべき事項があったんだと思うけど、もうわからん。 - 12/1
ショート6300ぐらい。
この日の作業の進捗。
親、面会来た。訴訟関係OK。
タイミング的に、手紙出したらすぐに飛んできた感じかな。
保険屋さんに全て任せるとのことで、訴状等、保険屋に送るための封筒を差し入れてもらうことにする。
優遇3類来た。
優遇区分が暫定3類になったことを言い渡され、類章も付与された。
これでやっと、「新入り」ではなくなった感じかな。
実生活上ではいくつか変更がある。
信書の発信可能通数が月5回に増えること、月1回ある「3類集会」で、自弁の菓子500円分を予め購入し、喫食することができること、自弁で買える日用品が増えること(スリッパとか、座布団とか)かな。
まずは3類集会の菓子が楽しみ。 - 12/2
ショート6200ぐらい。
この日の作業進捗。少しずつは進歩してるのかな。
封筒差し入れOK。
親から、保険屋へ訴状送るための専用の封筒差し入れられたんだけど、無事許可されたみたい。
次は、この封筒を使って、保険屋に発信するときにまた許可がいるんだろうな。
明日、安全帯黒100。
ショートはこの日までで、明日からはまた安全帯仮縫いだって。
ふりかけ、部屋に袋残ってた。注意される。
ふりかけが出るのは朝食時なんだけど、朝食べ終わったときに食器口に食器を返したとき、ふりかけの袋が風か何かで飛んで落ちてしまったんだろうな。
そのまま気づかず、夕食時に言ったら、気づいたとき(例えば工場から居室に戻ったとき)にすぐに言うように注意された。
物を不正に隠匿していたとみなされても仕方ない、とのこと。