用語集 その5

  • 願箋

何かお願いをするたびに書かなければならない、書類のようなものです。
特別な物品の購入をお願いしるとき(2類に上がった時に2類で買えるもの(ナイロンタオルなど)を買うときとか)、
宗教行事への参加をお願いするとき(個人教誨とかグループ教誨とか)、
特別な発信をするとき(雑誌のアンケートを出すときとか)、
何か通常のルーチンと異なることをするときはいちいち願箋です。

  • 官本

体育館の脇に図書室が設けられているのですが、そこで月に2回、本を借りることができます。
この、図書室で借りて読む本を官本といいます。
(対する自弁書籍は「私本」ということになるとおもうのですが、あまりこちらの言い方はしません)
1回3冊まで。
月に2回借りられるのですが、これでは全く間が持ちません。
結局、勉強とかして暇を潰すしかないという。

  • 個別入浴

通常、集団入浴なのですが、私の場合、ずっと個別入浴でした。
ゲイバレしてるとそういうことになるみたいです。(何もするわけないのに)
作業中、ほかの人より早めに呼ばれ、他工場の人数人と連れ立って、小さいお風呂に連れていかれます。
他は(おそらく)、私と同じくゲイと思われる人、トランスと思われる(通常、入浴中も監視されるんだけど、この人の時だけカーテン閉められたので)の人、車いす使ってる年配の人、など、およそ、集団入浴に入れてしまうと問題があると思われる人です。
ありがたいことに、集団入浴よりは監視が緩かったようです。
何でも、集団の入浴場は浴場内にも番台のようなものがあり、ずっと動作を監視されて注意を受け続けるとのことだったので。
ちな、個別入浴は、時々窓越しにチェックされる程度です。

加古川刑務所内、一般エリアは、1寮~5寮の5つの居室棟があります。
(女区、交通区は行ったことがないのでわかりません)

1寮は独居房で、1階が懲罰房と病棟、2階が出所間際の人用の独居です。
懲罰房がさすがに縁がありませんでしたが、病棟には出たり入ったりしている人がいました。
(体調悪くなっては病棟入りして、一般居室に復帰して、また病棟入りして…っていう)
また、僕自身、出所間際の2週間ほどはここで過ごしました。

2寮は独居房です。
教育期間が終わって、工場に配役された当初はここでした。
何らかの問題(僕の場合は性指向)があって、雑居房に入れられない人用の独居房です。

3寮は雑居房です。
当初、訓練工場配役中、6人用ぐらいのだだっ広い部屋に一人入れられました。
ほとんどの人は、ここでしばらく1~2年ぐらい、ほかの人と一緒に生活することになります。

4寮は独居房です。
ここは、長年(っていっても1~2年)勤めて、問題のなかった人が移ることのできる独居房です。
2寮に比べると、かなりきれいです。
雑居経験者によると、雑居はかなり辛いそうです。
そのため、ここに移るのはかなりのご褒美だとか。
私には、「部屋がきれいになってよかったなー」ぐらいの感想しかないのですが。

5寮は独居房と雑居房が混在しています。
1階が雑居、2・3階が独居だったかな? (1・2階が雑居、3階が独居だったかも)
うちの工場(12工)は縁がなかったのですが、いくつかの工場は、ここの独居・雑居を使うようです。
また、この棟には会議が併設されているので、出所前の教育では、よくここに入ることがありました。

  • 午睡

休日(土日祝など)の午後、13時から15時まで、2時間ほどの仮眠時間があります。
この時間は昼寝をすることができます。
もちろん、寝るなら寝る、起きるなら起きるで、横になりながら本を読むとかは厳禁ですが。

  • 立役

長年(といっても、加古川の場合、おしなべて景気が短いので、3~4ぐらい)勤めていると、立役(たちやく)という、リーダー的役割を担わされます。
工場全体のことに気を配って、新しく入った人に仕事を教えたり、工場内の雑務(昼食の配膳やら食堂の掃除やら…)をしたり、という、なかなか骨の折れそうな仕事です。
報奨金は高くなるし(一般は4等工どまりで、3等工以上になろうとすると、立ち役になる必要があるのです)、ご飯の量は多くなるし、いいことはそれなりにあるんだけど、あんなしんどい仕事、絶対やだ、と思いました。

用語集 その4

  • 2類集会・3類集会

月2回ある矯正指導日に開催されます。
大抵は1回目の矯正指導日に2類集会、2回目の矯正指導日に3類集会です。
優遇区分のところにも書きましたが、優遇区分2類の人は2類集会と3類集会に、3類の人は3類集会に出られます。
集会は体育館に集められ、あらかじめ指定された座席に座り、ステージ上のスクリーンではテレビのドキュメンタリー番組を録画したものが上映されます。
その間、私語をすることなく、「喫食はじめ」の号令で黙々とお菓子を食べ、「喫食やめ」の号令で順次席を立ち居室に戻ります。
何が楽しいんだ? でしょ。
でも、これが楽しみで仕方ないのです。
何しろ所内生活で数少ない、「甘いものを食べる」ことのできる時間です。
集会の1~2週間前にお菓子の希望を聞いて回られるのですが(大体、お菓子の組み合わせ3種類+飲み物3種類から選べる)、もうどれにしようかなと迷いながら決めてから、当日までわくわくしっぱなしです。
ええ歳したおっさんが。
それぐらい食に飢えた生活なんです。

  • 準面・本面

準備面接・本面接の略。
ある日突然、刑務作業中に呼び出されます。
これがまずは、準備面接。
大体、出所の半年前ぐらいです。
呼び出されると、地域の保護観察官の方と話します。
罪状によってはここでかなり厳しい話をされるようですが、僕の場合は特にこれといったこともなく。
もちろん、人ひとり死に至らしめたことは重大なことですが(一生背負っていくしかないことだとも思っています)、故意犯ではないし、出所後の生活も決まっているしで、特に言うことはなかったようです。

その後、出所3か月前ぐらいに再度突然呼び出されます。
これが本面接。
準面の時とは別の保護観察官の方との面接です。
これまたさらに厳しいことを言われるようなのですが、僕の場合はこれまたこれといったこともなく。(実情、居眠り運転だったので、「それはいかんなー」と厳しめの表情で言われた程度)
あとは、この保護観察官大阪市の保健福祉関係の仕事をしておられたらしく、HIV関係のイベント(SWITCHとか)にもかかわっておられて、ゲイの話でプチ盛り上がりでした。(普通に「北欧館」とか通じる)

  • 報奨金

刑務作業に伴っていただけるお金。
入所当初は月あたり1000円に満たなかったし、出所間際でも月4000円ぐらいだったので、時給にすると数十円になります。
思いっきり労基違反ですがw、そこはそれ、あくまで給料ではなくって報奨金だから…
なお、いただいたお金は手元に置いておけるわけではなく、預けられているため、使うためにはいちいち申請する必要があります。
その際、別記する「領置金」とは別口座として管理されているため、報奨金と領置金のどっちから引き落とすのかもその都度指定する必要があります。
(結構面倒)

  • 領置金

入所時に持参していたお金、あるいは、その後、親族等から送金されたお金。
当然手元に置いておけるわけではなく、「領置金」の名前の通り、事務所のどっかに預けられています。
当然使うために、いちいち申請する必要があります。(しかも使った結果の物品が届くのは約1か月後)
なおかつ、今現在の残高はこれまた申請しないと紹介できないという不便さ。
さらになおかつ、紹介した結果の金額も、購入申請中のものを予め引いたりとか親切なことはしてくれないので、
「この金額から、申請中のあれの値段を引いて…」と本当の残高を自分で計算しないといけないという、なかなかの不親切設計です。

  • 個票

たぶん、漢字はこれであっているはず。
違反をすると切られる、違反切符のようなものです。
僕は2回切られました。
わき見と、就寝後の読書で。
ちなみにわき見ですが、わき見をしてはいけない、となっているとき(作業中とか整列中とか)は、本当に絶対わき見をしてはいけません。
僕も作業中、ドアの音がして工場に人が入ってきたので、つい、そちらの方を見てしまったのを発見されてしまいました。
この個票、短期間で同じ内容のものが重なると、「落ちる」と言われてます。

  • 懲罰房

工場を「落ちる」と、1か月間ほど預けられる居室です。
刑務作業も読書のような手慰みも何もなく、ただひたすら何もせずに過ごさなくてはいけないとか。
もちろんダラダラ横になるのは不可で。
まぁ、想像するだに地獄ですな。

加古川刑務所の場合、1寮~5寮まであるのですが、うち1寮1階の半分に充てられています。
ちなみに、1寮1階の残り半分は病棟、2階は出所間際の人用の独居房、
2寮は雑居に入れない事情がある人(僕みたいにゲイだとか)用の独居房に充てられています。
仲の良くなったオヤジからは「2寮は幼稚園やからなぁ」って言われてました。
え?じゃぁ1寮は? って聞くと「あそこは動物園や」とのことw

3寮4寮5寮は一般の居室です。
3寮は雑居房で、訓練工場や12工場(僕がいた工場)の人の雑居房もここに充てられています。
4寮は独居房で、基本、3寮の雑居を卒業した人が移ってきます。
僕も途中で2寮から4寮に移されました。
5寮は独居と雑居が混じっていて、僕には縁のなかった別の工場の人用に割り当てられているようです。

用語集 その3

  • 引き込み

出所前(通常2~3週間前)、通常の工場の配役から離れて、出所前専用の居室(名誉寮と言われるところ)に移ること。
本人には事前に知らされることなく、引き込み当日の朝、突然言い渡されます。
他の人の引き込み状況見てると木曜日が多かったので、木曜のたびに「今週かな?」「今週かな?」って期待してたんだけど、僕の場合、全然曜日が違った(確か、月曜か火曜)のも大フェイントでした。

  • 訓練工場

入所して最初に配役される工場。
ここで、これから所内生活で必要な所作を一通り教わります。
それこそ、歩き方、止まり方、作業中・移動中等の気を付けなければいけないこと等いろいろ。
もうずっと、ほぼ怒鳴られっぱなしです。
2週間ほどなのですが、正直、この期間が一番きつかったです。
この先やってけるのかとすごく不安になりましたもん。
結局、そのあと普通の工場に配役されたら、そこまできつくなかったんだけど。

  • 信書

手紙のこと。
受け取る数は無制限ですが、月当たりの発信数は制限区分によって決まっています。
また、発信先もあらかじめ申告したところのみに制限されます。
友人等、新たな連絡先が分かった場合は、願箋出して審査を受ける必要があります。
(元受刑者とかだとよろしくないから…)
また、送受信とも手紙の内容は検査されます。

  • 面会

これも、制限区分によって回数が決まっています。
1回あたり15分。
遠方の受刑者だと許可を得て、2回分を使って30分面会とかできるらしいです。
面会できる人はこれまた予め登録しておく必要がありますが、ほぼ親族に限られます。(4親等以内だったかな?)
内縁もOKだったけど、同性パートナーがいけるのかどうかは不明です。(そもそも当時いなかったし)

  • 名誉寮

引き込み後入所することになる居室のことです。
準解放居室なので、建物外には出られないけど、部屋の出入りは自由…のはずです。
はずというのは結局、僕は入ることができず、ずっと独居だったからです。
一般の居室は1寮から5寮まであるんだけど、そのどこにあるのかすらわからないままでした。

  • 交通区

一般の受刑者エリアとは隔絶された別エリアです。
ここの受刑者と顔を合わすのは運動会や2類・3類集会の時ぐらいです。
引き込み後の名誉寮とかに行かずとも、最初から準解放居室になっているそうです。
ただ、かなり受刑者の自治に任されているため、人間関係が結構難しいとかいう話です。
元交通区だった人の話を聞いた、というほかの受刑者からのまた聞きですが。

  • 女区

加古川には、全国でも数少ない、女性受刑者専用のエリアがあります。
「じょく」と読むそうです。
これはもう、全く見たことのない謎エリアです。
ノンケ受刑者は興味津々だったけど、僕は別にぃ、だしなぁ。

  • 免業日

土曜・日曜・祝日・年末年始・お盆・それから月2回の矯正指導日など、
作業のない日を総称して免業日と言っています。
合わせると結構な日数になるので、引いた年間作業日数って200日切るんじゃないでしょうか。
作業のこと「だけ」を考えれば、なかなかぬるい職場です。(住環境全般、全然ぬるくないんだけど)

  • 矯正指導日

月2回、矯正指導日と言って、刑務作業のない日があります。
その代わり、集会があったり、感想文を書いたりします。
感想文は、1日5種類の音声番組が流れるので、それの感想を書くか、集会があるときはそれの感想を書くか、になります。
音声番組は、「15分~30分に収まりそうな名作の朗読」「プロフェッショナルな人の半生」「犯罪被害者の手記」「受刑者の手記」「職業案内」「健康生活ミニ情報」などから5つ選んで流されます。
結構時間があるので、思いっきり勉強に費やせましたが、特に勉強するつもりのない者は、苦痛な空白時間だっただろうな、と思います。

用語集 その2

  • 制限区分

受刑者は1種から5種までの制限区分に分けられていて、名札バッジの色で区分けされます。
色によって、月当たりの面会回数・信書の発信回数、居住スペース(1種だと準解放居室だとか)等が変わってきます。
これはあくまで加古川刑務所の場合で、Webとかで見てると、ほかの刑務所ではまたちょっと違うようです。

5種 - 黒。加古川ではまず見ない。よほど重い懲罰を受けた時だとか。
4種 - 白。入所後、訓練工場期間中はこれ。まれにその後、懲罰等でこれに落ちる者がいる。
3種 - 黄色。実際に作業する工場に配役されるとこの色になる。ここから出所間際まで、まず変わることはない。
2種 - 赤。出所前、準面があるとこの色に変わる。蓄髪できるようになるけど、僕の場合、ホモ短髪なのであまり関係なかったw なお、交通区に配役されると初めからこの色らしい。ちょっと羨ましい。
1種 - 青。通常受刑者の引き込み後、あるいは交通区の人の準面後がこの色らしい。「らしい」ってのは、僕がこの色になったことないから。この色から準解放居室に移るらしい。手引き(生活マニュアルみたいなもの)によると、所外へ通いで刑務作業ってこともあるらしい。(加古川でもそれがあるのかどうかは知らない)

  • 優遇区分

受刑者は1類から5類までの優遇区分に分けられていて、類章の線の数で区分けされます。
この類で、行ける集会とか、購入できる物品が変わってきます。

5類 - 類章なし。入所したばかりが確かこれだったはず。4類との待遇上の差は…忘れた。
4類 - 線のない類章。工場に配役されたばかりのときはこれ。後述する臨時のお菓子とかもなく、最低限の類。2類・3類に上がった人も、懲罰等でカジュアルに4類に落とされる。
3類 - 線1本。配役後、半年ほどで3類に上がる。3類になるとまず、3類集会で500円分のお菓子が食べられる。また、分厚めの座布団、運動靴等が購入できるようになる。
2類 - 線2本。配役後、2年ほどして優良と判断されれば(ていうか、2年間、何の懲罰も受けずに過ごせればまず優良とみなされるんだけど)、2類に上がる。2類になると、2類集会にも参加できて500円分のお菓子が月2回になる。また、ナイロンタオル・洗顔フォーム・シェービングジェル・ボディーソープなどが購入できるようになる。
1類 - 線3本。実際に目にしたことはないけど、加古川にも数名入るらしい。食べ物は3類・2類集会プラス、弁当が月1回出るらしい。それ以外は…手引きに明記されていないのでわからない。

  • 等工

工場での作業者としての区分。
十何等工から始まって1等工まであるのですが、変わるのは報奨金の時給です。
最初は10円切るぐらいだったのですが、出所間際には月額3~4000円になってたので、2~30円にはなっていたはず。(安い)
この報奨金で、所内の物品を買ったり、親族に送金したりできます。

  • 落ちる

違反行為等によって、懲罰房に移動になることです。
通常、違反行為があると、「個票」という違反切符のようなものが切られ、度重なると落ちることになりますが、重大な違反だと一発で落ちることもあります。
通常の違反というと、作業中わき見をした、許可を得ず席を離れた、禁止されている時間・場所で私語をした、消灯後に本を読んだなどです。(いずれも僕がやらかしたこと)
重大な違反というと、オヤジに食って掛かった、オヤジの指示にあからさまに従わなかった、受刑者同士でけんかをした、作業拒否をした…とかかな。いずれも僕が目にしたことあるやつです。
一旦落ちると、1月ほど調査の上、別の工場に配役となります。
同じ工場に戻ることはまず滅多にありません。(1度あった。受刑者同士のトラブルで一旦両方落ちたんだけど、調査の結果、明らかに一方は悪くない、と判断されたとき)

用語集 その1

日記…のようなものも一通り書き終えたし、刑務所関連の独自用語みたいなのまとめられたらなーって思い、これから少しまとめてみます。
つらつらと取り留めなく思いついた言葉を羅列していくので、いずれある時期にちゃんと並べなおすかもしれません。(50音順とかに)

  • オヤジ

刑務官のことです。
お父さんのことではありません。
あちこちにいっぱいいる刑務官、み~んな「オヤジ」なので、「工場担当のオヤジ」「居室担当のオヤジ」ってつけて使い分けます。

  • ピン

仮釈もらえる期間の割合を言います。
僕の場合、刑期が2年4月で、満期2016年8月18日のところ5月11日に釈放されたので、約3か月、3/27だけ刑期が短くなったので「9ピンもらえた」とかの言い方をします。
大胆に4ピンもらえる人とかもたまにいるようです。

  • 刑期

判決で言い渡される、刑務所/拘置所に収監される期間です。
僕の場合「2年4月」。
読み方は「にねんよんげつ」。
独特な読み方だけど、法律用語なのでしょう、たぶん。
通常、判決までに拘留されてた期間をいくらか合算してくれるので(僕の場合、1か月ちょっと)、満期であっても実際の収監される期間は言い渡された期間より少し短くなります。

  • 仮釈

「仮釈放」のこと。
刑務所での態度が優良であったり、社会感情がそれを許したりとか、さまざまな要素で満期より早めに出所できる制度です。
一応、満期までは、塀の外で刑の執行が続く、ということになってます。
とはいえ、転居・長期の旅行の制限、定期的に保護司さんと面談すること、の他は通常の生活と変わりないんだけど。
この仮釈放の長さ、大きくもらえがちな時期とか、渋い時期とか、5年か10年周期ぐらいで波があるようです。
僕が入ってた頃は渋い時期だった…との噂です。
みんな何かと悲観的や楽観的に振りすぎる予想をしがちなので、その噂も本当かどうかは知らないけど。

  • 工場

受刑者は、刑務作業を「工場」という単位に分かれて行います。
僕がいたのは「12工場」。
主に裁縫を行い、安全帯やヘルメットのベルトなどを縫い付ける作業を行っていました。
他にも洗濯工場、衛生工場、図書工場などありますが、およそ「工場」という言葉がつくのに違和感のあるような職種まで、あくまで「工場」です。
こういった分業体制のおかげで、刑務所内はほぼ自給自足体制です。
これで農業やる工場でもあればさらに自給自足度高まるんじゃないだろうか。(山〇メンバー、щ(゚O゚щ)カモォォォン)

  • 居室

通常の受刑者は、まず雑居房という、1室4~6人の集団生活の部屋に収監され、1~2年で独居房という1人部屋に移されます。
雑居房を経験した人によると、独居房の方がずっといいそうです。
パーソナルスペースが全くないのは辛いらしい。
伝聞なのは、僕が雑居を経験してないから。
連休とかだと誰とも口を利かない日が続くので、「雑居の方がいいなー」って思ってたんだけど、そういうものなんだそうで。
ちなみに、交通事故による受刑者は「交通区」という専用の棟の半解放居室に行くことが多いんだけど、僕の場合、自動車運転過失致死罪にもかかわらず、ゲイバレしてたので、最初から最後までずっと独居房でした。
なお、半解放居室というのは、部屋の鍵がかかっておらず、建物内なら自由に移動ができる居室…らしい。
半解放居室、行きたかったなぁ、って、いやいや、あんなところ、二度と行きたくありませんけど

受刑生活日記…のようなもの(2016/5/9~2016/5/11)

  • 5/9
    朝、PCオーディオ、P104まで。
    朝の起床前の読書、ムックを読み進め。

    「出願」による復権覚書。
    • 通常、釈放後10年。
    • 出願先:最後に有罪の判決を受けた裁判所に対応する検察庁 (自分の場合、大阪高検?)。
    • 時期:刑期終了後、いつでも(ということは8/18以降?)。
    • 審査あり:犯罪の内容、改悛の状、被害弁償、被害者や社会の感情、 再犯の可能性
    復権の手続きについて、ノートに覚書してる…。
    当時、まだ警備会社に在籍してたこともあって、 出所してからの喫緊の課題だったからねぇ。
    (何しろ、「禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わり、 執行を受けることがなくなってから5年を経過しないもの」は、 警備の仕事することができないから…)

    ノート交付のため出しちゃったから、仕方なく本読み。
    たぶん、この行以降は、出所後、思い出しながら書いていると思うんだけど、 (それなら、きっちりと5/11まで、直後に思い出して書いておいてよ>自分) なんとも、あやふや…

    昨日、月命日、お経上げられなかったので、今日。 和算前半。
    出所直前で浮かれてて忘れてたのかな。
    いかん、いかん。

    DVD3枚www
    この日、DVDの教材、一気に3枚見ることになった。
    この日で出所前教育も終わりらしい。

    報奨金、告知あった。 5月分も「0円」で告知されるのね。
    時期的に4月分の報奨金の告知だったはず。
    たぶん、同時に5月の「0円」の告知もあったのかな。

    案の定、室内運動だったけど、途中でやめ。 筋肉痛、結構ある。
    この日、室内運動だったんだけど… 当時の日記はここで途切れている。

  • 5/11
    日記記述なし
    この日、出所日。
    今、思い出し思い出し書いてみるけど、ほぼ、忘れているw
    朝、起きてすぐ荷物確認があって、 出所式かなんかの式典の簡単な予行演習、 式典そのものも簡単なやつがあって、 その後、初めて正面玄関から外に出た。
    玄関先では両親と妹が待ってくれていて、 そのまま妹の車で帰宅の途に。
    途中、加古川駅ナカでお茶して、大津SAで昼食。
    そこで高速降りて、大津合同庁舎内の保護観察所で手続き色々。
    担当の保護司さんからはここから電話連絡。
    あとは…家に帰ったはずだけどホントに忘れたw

受刑生活日記…のようなもの(2016/5/3~2016/5/8)

  • 5/3
    朝、CQham、読了。
    朝、起床前の読書、昔の雑誌、読み終えてしまった。

    祝日菜、東鳩キャラメルコーン80g。 そこそこ。
    祝日なので、昼食時にはお菓子が出るんだけど…。
    今回はそこそこ。量が。
    ここにいるとお菓子とかってほんと、「量」が大事になるのよ。

    昼、CQham、付録P24まで。
    昼の空き時間は、昔の雑誌についてた付録の冊子読み進め。

    1級、過去問やりかけ。
    簿記1級の勉強、過去問題集に取り掛かり始める。
    この日からずっと使ってた参考書兼問題集にケリをつけ、 過去問中心に勉強することにする。

    開口レーダーP302まで。
    夜、就寝前の読書時間は、借りた本、少しずつ読み進め。

  • 5/4
    朝、CQham付録、読了。 アイアンマン、読了。
    朝、起床前の読書時間は、前に買った雑誌2冊ほど読み通してしまった。

    祝日菜、ブルボン・バームロール8本入り。 バームクーヘンっぽいのをクリームで包んだやつ。 少ない…。
    この日も祝日なので、祝日菜が出た。
    上品なお菓子だけど、量が少ない…。

    昼、スマホ代、P62まで。
    前に買った、インプレスから出してるムック本「スマホ代を安くする方法」、 いわゆる格安スマホの紹介本だけど(外にいたら、絶対買わない)、 他に読むものもなくなってきたので、引っ張り出して読み始める。

    1級、過去問120-1途中まで。
    簿記1級の勉強は、過去問を中心に進めている。

    開口レーダー読了。 完マスB、P322まで。
    やっと図書から借りた本を読み終えた。
    …というより、目を通し終えた。 さすがに難しすぎた。
    続いて一陸技の参考書、途中まで読み進めていた 「完全マスター無線工学B」を読み進める。

  • 5/5
    朝、スマホ代、読了。 WD、P72まで。
    朝、起床前の読書、スマホ代の本、読み終えてしまったので、 これまた前に買った雑誌、「WebDesigning」を読み進める。

    祝日菜、わ!ハニードーナツ・七尾製菓。 パッケージの割には量、少なく感じる。 3種類の味の違い、判らん。
    この日の祝日菜のお菓子はあまりなじみのないお菓子。
    小さいドーナツ状のお菓子で袋の中に3色入ってるんだけど、 味が違うのかどうか…。
    とりあえず、量は少なかった。

    昼、WD、P90まで。
    昼の空き時間は、雑誌「WebDesigning」を読み進める。

    1級、過去問120-3途中まで。
    引き続き簿記1級の勉強、過去問を進めている。

    完マスB、P346まで。
    夜の、就寝前の読書は、一陸技の参考書を読み進め。

  • 5/6
    朝、WD、読了。
    朝、起床前の読書、「WebDesigning」を読み終えてしまった。

    食器上げまでに「ひおか」見てて注意される。 んでもって、朝は書き物ダメだって。
    今まで注意されたことのなかったことを注意される。(今更!)
    朝食終わって、食器があげられるまでの間、 モノを読んだりとかダメなんだって。
    さらに、朝(就業前かな? さすがのもう細かくは覚えていない)、 勉強とかでモノを書くのもダメなんだって。
    初めて聞いたよ。

    やっぱり室内運動。 週明けも望み薄だし、これで誰ともしゃべらず出所か…。
    この日、室内運動。
    「やっぱり」ってのは雨かなんかだったのかな?
    さすがにもう覚えていない。

    仮釈の書類手続きあった。 保護観察所に当日行かなきゃいけないんだって。 とすると出所時刻、結構早いか。
    仮釈に向けて、いろいろ手続きがあった。
    今後の予定についても話があったんだけど、 それによると仮釈後、すぐにしなきゃいけないことがいろいろあるらしい。
    保護観察所(大津)に出向いて、 その場ですぐに保護司に連絡して…
    意外と盛沢山。

    結局、今日は荷物検査なかったな。
    その説明の中で最後の荷物検査があるってことで、待ってたんだけど、 結局この日はなし。

    昼、NetAudio、P34まで。
    昼の空き時間の読書、これまた以前の雑誌を少しずつ。

    1級、過去問122-1途中まで。
    簿記1級の学習は過去問を少しずつ進めている。

    完マスB、P356まで。
    夜、就寝前の読書は、一陸技の参考書を読み進め。

  • 5/7
    朝、NetAudio、P108まで。
    朝、起床前の読書は、以前の雑誌を読み進め。

    新聞配られたときに、食器口、汚れてるの注意される。 いつもは拭いてるんだけど…。
    こういうの、うっかりした時に限って気づかれて注意される。
    気を付けなくては…っても、あと数日。

    昼、NetAudio、P118まで。
    昼の空き時間は昔の雑誌を読み進め。

    ついに消しゴム使い切った。
    あー、そうか。
    簿記1級の勉強、過去問を中心にやるようになったのは、 消しゴムがなくなりかけてて、 あまり消しゴムを使わなくてもいいような勉強方法を考えていたからか。
    ってことで、これからマジ消しゴムなしで色々書き物しなきゃならん。

    1級、過去問123途中まで。
    その簿記1級の勉強、引き続き過去問を少しずつ。

    完マスB、P388まで。
    夜の就寝前の読書は、一陸技の参考書読み進め。

  • 5/8
    朝、NetAudio、読了。 次はPCオーディオにするか。
    朝、起床前の読書、前の雑誌を読み終えてしまった。
    次は、ちょっと前(3月ごろ)に買ったムックを読むか…。

    昼、PCオーディオ、P26まで。
    昼の空き時間、さっそく、ムックを読み始める。

    1級、過去問125取り掛かり始め。
    簿記1級の勉強は、過去問を少しずつ。

    完マスB、P394まで。
    夜、就寝前の読書は、一陸技の参考書を読み進め。